真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】



身を乗り出した私から気恥ずかしそうに、ぷいっと顔逸らす。

でも再度、私に目線だけ戻してそう言った伽耶に、私の胸の中には言い表せない感情が広がった。


キュンって気持ちと、嬉しいって気持ち。

初めて女の子にそんなこと言われた。そのことも嬉しいけど。でも、他でもない伽耶から言われたのがありえないほど嬉しかった。


仲良くなりたいって、思ってたから。


「っ〜、伽耶ぁぁっ!超ラブだよぉぉぉ!このツンデレ!!私たち、友達ってことでいいの!?女の子でそういうのいたことないからわかんないんだけど!!」


超ハイテンションで伽耶に抱きつくと、「うるさいし目立ってるからヤメテ」冷たくどけられた。


やん、ひどい。



「って、日向って友達多そうなのに女友達いたことないの。中学とかは」


聞かれた質問に、ドクンと心臓が跳ねて顔が引きつった。

でも、隠すこともないなって思ってそのまま、


「高校に入るまでね、誰とも関わりたくなかったの」


ぎこちなく笑顔を向けてそう言った。



「そ、か」


私の変な空気を感じ取ったのか、それ以上掘り下げてくることはなく。