食料を買い終わって、服屋さんが沢山並んでるところまで歩きながらそんなことを考えていると、後ろから


「おーい!!日向ー!」


バッカデカイ声が聞こえた。


私たち6人だけじゃなく、近くを歩いていた人も振り返る。


でもビビったようにすぐ前に向き直っていた。



振り返った先には、ツルツルのスキンヘッドと“いかにも”なジャージ姿のまーくんがいた。


いや、うん、ありゃ怖いわ。


今日は一応、幹部の皆(特に茜)にはそう言う格好は避けてって言ったのに。



はぁぁ、なんてため息を尽きながらその横にいる伽耶をみて胸キュンした。