青嵐は私にとっての初めての“理解者”で、
“嫌われたくない”
“失いたくない”
“一人になりたくない”
私は青嵐に────依存していた。
だからきっと、いつでも笑顔で嫌われないように接してた。
でも。
白龍は私にとっての初めての“仲間”で、
“好かれたい”
“皆のことをもっと知りたい”
──“守りたい”
後ろ向きなことなんてなんにも考えなかった、そういえば。ずっと一緒にいれるって信じてるんだ、今でも。
嫌われたくないなんて、考えたこともなかった。
私は、白龍には素で笑って素で怒って、隠すことなく弱さも不安も出してる。
────多分それが、決定的に違うところ。