茜は、そんな私の様子を意味がわからねぇというように、首を傾げた。
いてもたってもいられなくなって俯いてると、私と茜の座っている正面のソファからタカの茶化すような言葉が聞こえてきた。
「あいつみろよ、真っ赤。…ぷぷっ、茜の笑顔に動揺しすぎだろ!」
「すげぇな、タコみてぇ。…タコ食いてぇな」
「…美影の思考回路って時々すげぇよな。ってもう意識そっちにしかねぇのかよ!よだれ垂れそうな顔でぼーっとすんな!」
「タコ、タコ…。あ、やっぱりエビ下さい」
「え?ごめん誰に注文してんの?え?怖いんだけど」
きっと私の顔は恐怖で真っ青だ。
さっきまで真っ赤だったはずなんだけど。
美影とタカのやりとりを聞いてたら、美影の発言が怖すぎて一瞬で血の気が引いたよね。



