はぁ、なんてため息をつくとお腹に回っていた手が緩む。
お?
ミッキーの顔を見るために、チラリ後ろを振り返るとミッキーは、「ぐっ…!」何故か言葉に詰まっていた。
いや、意味わかんないし。
全然言葉詰まる所じゃないからねそこ。
「お、おれの顔は関係ねぇだろ!それに別に卑怯なんかじゃねーし!負け戦なんて、鼻っから諦めてるやつに卑怯呼ばわりされる筋合いない!」
な、なんかミッキー言ってることカッコいい。
心の中で拍手を送りながら、ミッキーの緩んだ手の中からそっと抜け出す。
2人の中から遠ざかる私に気づかずに、言い争いを白熱させている。
今日この倉庫に入ってきたときは、なんかもっとこう、張り詰めた感じがあったのに。
こんなに、緩んでるし。
言い争いで、ミッキー側とまーくん側に分かれて楽しそうに野次る白龍の皆をみて、私の顔も自然とゆるゆる緩んだ。



