真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】




私の笑顔に微笑み返したミッキーは、立ち上がって。


グーっと伸びをした。


「でもまずは!日向と青嵐のことの決着つけてからじゃねーと!な?」



顔だけ日陰からでて、日が当たっているせいか。


それとも吹っ切れたおかげか。


ミッキーはキラキラ輝く笑顔でそう言った。



「そう、だね!」


青嵐とのこと、か。


最後に話した青嵐とのことを考えて、私も少しは強くなれたのかな、なんて考える。


歩いて行くミッキーの後を追うように立ち上がった私も、歩こうと足を一歩前に出した。


そのとき、1、2メートル先にいたミッキーが私に背を向けたまま立ち止まって



「日向の抱えてる過去も、いつか教えろよ」




振り返らずにそう言ったミッキーの言葉に、私の心臓は不規則な音を立てた。


出した足を、ハタ、と一瞬止めて自分を落ち着かせる。




──でも、なんかあるってばれちゃってたかぁ。


いつか、いつか、話すから。



それまでまっててね。




そんなことを思いながら、整った心臓のあたりに上から手をあてて一呼吸。




「ミッキーまってー!」



そして、ミッキーのところまで走って追いついた。