私の笑顔に微笑み返したミッキーは、立ち上がって。
グーっと伸びをした。
「でもまずは!日向と青嵐のことの決着つけてからじゃねーと!な?」
顔だけ日陰からでて、日が当たっているせいか。
それとも吹っ切れたおかげか。
ミッキーはキラキラ輝く笑顔でそう言った。
「そう、だね!」
青嵐とのこと、か。
最後に話した青嵐とのことを考えて、私も少しは強くなれたのかな、なんて考える。
歩いて行くミッキーの後を追うように立ち上がった私も、歩こうと足を一歩前に出した。
そのとき、1、2メートル先にいたミッキーが私に背を向けたまま立ち止まって
「日向の抱えてる過去も、いつか教えろよ」
振り返らずにそう言ったミッキーの言葉に、私の心臓は不規則な音を立てた。
出した足を、ハタ、と一瞬止めて自分を落ち着かせる。
──でも、なんかあるってばれちゃってたかぁ。
いつか、いつか、話すから。
それまでまっててね。
そんなことを思いながら、整った心臓のあたりに上から手をあてて一呼吸。
「ミッキーまってー!」
そして、ミッキーのところまで走って追いついた。



