真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】



俺はよくわからなくって、でも咲は少し辛そうな顔をしてるから聞くにも聞けなかった。




でも、ある日聞こえた声。


ヒソヒソ話してはいるけど、俺には聞こえてしまった。


『まだあんな地味男と付き合ってんの?』


『てかずっと男と一緒にいるってビッチかよ』



咲にも、聞こえていたんだろう。


咲はビクリと肩を揺らした。



とっさに声の聞こえたほうを振り返ると、そこには咲の友達────友達だった子たちがいた。