まわりの人たちも少しずつ、変わっていった。 『みっ、幹夫君!好きです!』 『…ほ、んとに?』 告白してきた俺の初恋の女の子。 その子は俺をブランド物のバッグのように見せびらかして自慢した。 『中森ミキ君だよ!私の彼氏なのー』 俺は、ミキじゃない。幹夫だ。 『ほら、あの子役やってた…』 なんで過去形なんだよ。 前より露出は減ったけど、まだやってる。 俺に貼り付けられたブランド名、“元子役”。