今以上に拒絶されたら。 怖い────。 トンッ いつの間に食べおわったのか、茜が私の眉間を人差し指で押した。 「う、わ」 突然のことに我に返って、ぐらり、バランスを崩す。 そのまま椅子の背もたれに、背中が少し強く当たった。