『なんだ、知り合いって相希かよ』 ────そう、その人だ! 文化祭の後の打ち上げみたいなのをしたときに、BARにいて、朝陽さんに紹介された。 龍騎さんの弟で、私と同い年の吉田 相希さん。 悪いやつじゃないから気が向いたら話してみなって朝陽さんに言われてたのに、話せなかった人だ。 茜に声をかけられて、パフェを食べてた相希さんは私たちの方に目を向けた。 『茜。…そっちの子は、前BARにいた子だっけ』