真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】




「ひぃちゃんなんでそんな濡れてんの?」


「ひぃちゃん顔真っ赤ー」




ケタケタ笑ってくるみんなを無視して、まだ倉庫の入り口のところにいる茜目指してズカズカ歩く。



もう新たに服を着ている茜に、私はまだ濡れてるのに!なんて心の中で毒づきながら詰め寄った。



「ちょっと、茜!お客さんきてるなら教えてよ!」



「はぁ?客?んなもんいねーだろ。……………てか、なんでオメェは目元手で隠してんだよ」



だ、だって茜みるとどうしてもさっきのシーン思い出して、気が動転しちゃうんだもん!



「気にしないで!てゆーか、お客さん!いたじゃん!色気ありまくりのピンクの髪の毛の────」







「あぁ、そりゃ幹夫だろ」




「はぁ?幹夫?誰それ…幹夫…、


…ミッキー!!?」