「ひぃちゃんなんでそんな濡れてんの?」
「ひぃちゃん顔真っ赤ー」
ケタケタ笑ってくるみんなを無視して、まだ倉庫の入り口のところにいる茜目指してズカズカ歩く。
もう新たに服を着ている茜に、私はまだ濡れてるのに!なんて心の中で毒づきながら詰め寄った。
「ちょっと、茜!お客さんきてるなら教えてよ!」
「はぁ?客?んなもんいねーだろ。……………てか、なんでオメェは目元手で隠してんだよ」
だ、だって茜みるとどうしてもさっきのシーン思い出して、気が動転しちゃうんだもん!
「気にしないで!てゆーか、お客さん!いたじゃん!色気ありまくりのピンクの髪の毛の────」
「あぁ、そりゃ幹夫だろ」
「はぁ?幹夫?誰それ…幹夫…、
…ミッキー!!?」



