「それでタオルを持ってくるところが神だよ!ホント崇拝する!朝陽さんリスペクト!」
ありがたやありがたやと、朝陽さんを崇拝していると私の手に渡されたタオルは横の金髪にひったくられた。
「ちょっと、まだ使ってな────」
ムッとした顔で茜に目をやると、私の心臓は本気で一瞬、止まった。
キラキラと反射して何時もの倍輝く金髪。
濡れた髪の毛から覗く伏し目がちな目と重なった視線。
そして、びしょ濡れだったはずのワイシャツとそのしたに着ていた黒のタンクトップは脱がれて────上半身ハダカだった。
わ、れてるし。
筋肉何気についてる、し。
てゆーか。
ボフン、効果音がつきそうなくらい赤くなった顔をバッと両手で隠して、
「っ…、っばぁぁか!!別にときめいたりしてないからー!!!!」
思いっきりそう叫んでスタコラサッサ、茜専用ルームに逃げ込んだ。



