真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】


今日は夏休み4日前。


つまりテストが終わった日。



茜のバイクに2ケツして、倉庫へ向かう途中。


天気悪いなーなんて思ってたら、倉庫まであと半分というところで、顔にポツポツと冷たいものが当たってきた。



「ゲッ、雨降ってきた!」



そう大声で言った私に、茜は飛ばすぞ、と呟きハンドルを強く握った。


だけどまぁ、そんな頑張りも虚しく。



倉庫に着いた時には、私と茜はびしょびしょだった。


夏の暑い気温だけでも倍の体力を使うのに、それに加えてものすごい湿気。


ペタリと張り付く制服をバサバサはたきながら、濡れないように私と茜はダッシュで倉庫に入った。