真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】





少し歩けば、暗いところに見えるのは喧嘩、喧嘩、喧嘩、時々赤い散光灯。



そんな道をのんきに私たちは歩きながら、ただひたすらに狙われるのを待つ。



今一緒にいるメンバーは、タカ、暁、モヤシダさん、茜、大仏くん。


そして私。



ちなみに、今は文化祭の劇のときにもらった白いパーカーを羽織ってる。


七月中旬、やっぱり暑いけど。


肘とかだしてると、もしもの時に痛すぎるからね。




そういえば最近、喧嘩するときに拳を使うことが増えたせいか、骨のところに傷ができてる。



うー、ちょう痛い。



自分の手の怪我をみながら思っていると、タカが『ウィッシュ!』ってやってる某氏(◯AIGO)が着けてるような手袋を装着しながら、


「お前、手カバーしねぇのかよ?殴るときイテェぞ」


と言ってきた。



「やっぱり、相手を痛めつけるのに自分も痛い思いしないのは、私のポリシーに反するってゆーか」


てゆーか、タカ。あんたがそれ付けてるのはカッコいいからでしょ。



と付けたして言うと、「あ、ばれた?」と言って笑った。


イケメンなのに何かが残念。



「おめーのポリシーなんかカッコいいな。俺もそう言うの作ろっかなー。てかみろよこの手袋!まじ俺のレッドライトザクロウと言う異名にふさわしいと思わねぇか!?」



久しぶりに聞いたよタカの異名。

てゆーかあだ名タカなんだから、カラスはやめてせめて鷹にしなよ。


今なら魔法が使える気がする、ニヤニヤしながら1人で喋ってるタカから私は静かに数メートル離れた。