真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】



みんなの表情が一瞬で大人っぽい顔に変わる。




私の心臓も、ドクリと音を立てた。



…それって、まさか私のせいで?




どうしよう、その人たちと会ったことはないけど。


申し訳ない。



私がいるせいで、また、迷惑かけて───……






「バーカ」


そんなに追い詰めた顔になっていたのか、頭を後ろから茜にコツンと叩かれた。


そこで、ハッと我に返る。



そんな私の様子を横で見ていた奏多も微笑んで、「大丈夫、日向のせいじゃねぇよ」と言って頭をふわふわ撫でてくれた。


う、可愛い。




「そうそう、もともと俺らは敵対してんだ。それがちょっとひぃちゃんのことがあって、激しくなってきただけだよ」


「今までは敵対って言っても交戦まではいかなかったけどな。ひぃちゃんのことで、俺らの代で敵対関係も終わるかもなー」



「それって俺ら、けっこうデカめの交戦に挑むってことじゃね!?ヤベェ!武勇伝に残るかもな!ひぃちゃんが青嵐の姫だったおかげで!」


「おぉ!姉御のおかげだな!」