みんなの表情が一瞬で大人っぽい顔に変わる。
私の心臓も、ドクリと音を立てた。
…それって、まさか私のせいで?
どうしよう、その人たちと会ったことはないけど。
申し訳ない。
私がいるせいで、また、迷惑かけて───……
「バーカ」
そんなに追い詰めた顔になっていたのか、頭を後ろから茜にコツンと叩かれた。
そこで、ハッと我に返る。
そんな私の様子を横で見ていた奏多も微笑んで、「大丈夫、日向のせいじゃねぇよ」と言って頭をふわふわ撫でてくれた。
う、可愛い。
「そうそう、もともと俺らは敵対してんだ。それがちょっとひぃちゃんのことがあって、激しくなってきただけだよ」
「今までは敵対って言っても交戦まではいかなかったけどな。ひぃちゃんのことで、俺らの代で敵対関係も終わるかもなー」
「それって俺ら、けっこうデカめの交戦に挑むってことじゃね!?ヤベェ!武勇伝に残るかもな!ひぃちゃんが青嵐の姫だったおかげで!」
「おぉ!姉御のおかげだな!」



