「なんで、茜と南いるの!?」




さっきまで普通にしゃべってた私も私だけど。



「おまえ、大丈夫か?さっきからいるだろ」


「いやいや、違くて!なんで朝から学校いんの!?」



珍しすぎる。謎すぎる。


驚きながらきくと、茜は言葉を濁して、


「別にいいだろ」


と言ってきた。


いや、いーけどさ。

いーけど。



「だってダルくてこねえって感じだったじゃん」



「日向が心配なんだよ。な、茜さん!」


「は、はぁ?俺は別に心配なんかしてねぇよ!別に日向もういじめられてねぇかなとか思ってねぇし!」



あ、うん、オッケー思ってるんだね。