真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】


こいつ本当に総長として大丈夫なんだろうか。


と、まぁそんな美影はおいといて。


みんなに私は平謝りした。




「日向マジで白龍の下っ端なのかよ…。喧嘩できんのか…?」



まだ心配そうに龍騎さんが私をみてくる。


本当に、優しすぎるよ。

心配性すぎだし。



でも心配なんてあんまりされないから、私はちょっと嬉しくなってしまう。



安心させようと口を開いたとき、私の肩に手が乗っかった。




「こいつはマジでできるから問題ねぇよ。こいつの喧嘩の腕は白龍の奴らが認めてる」



「ちょ痛い痛い!肩痛いんですけど!」



体重を私の右肩にずっしりとかけて話す茜に文句を言いつつも、正直嬉しかった。



白龍のみんなが認めてくれてる、そんな言葉茜から聞けるとは思わなかったし。



茜の言葉ににやけを隠しきれない私をみて、龍騎さんは「しかたねぇな」と呆れたようにため息をついた。



「日向はいっても聞かねぇしな…。なんか危ねえことあったらすぐに俺にしらせろよ?」



私の頭を、ぽんぽんと撫でてフッと笑った龍騎さんに私も笑顔で返す。