こいつ本当に総長として大丈夫なんだろうか。
と、まぁそんな美影はおいといて。
みんなに私は平謝りした。
「日向マジで白龍の下っ端なのかよ…。喧嘩できんのか…?」
まだ心配そうに龍騎さんが私をみてくる。
本当に、優しすぎるよ。
心配性すぎだし。
でも心配なんてあんまりされないから、私はちょっと嬉しくなってしまう。
安心させようと口を開いたとき、私の肩に手が乗っかった。
「こいつはマジでできるから問題ねぇよ。こいつの喧嘩の腕は白龍の奴らが認めてる」
「ちょ痛い痛い!肩痛いんですけど!」
体重を私の右肩にずっしりとかけて話す茜に文句を言いつつも、正直嬉しかった。
白龍のみんなが認めてくれてる、そんな言葉茜から聞けるとは思わなかったし。
茜の言葉ににやけを隠しきれない私をみて、龍騎さんは「しかたねぇな」と呆れたようにため息をついた。
「日向はいっても聞かねぇしな…。なんか危ねえことあったらすぐに俺にしらせろよ?」
私の頭を、ぽんぽんと撫でてフッと笑った龍騎さんに私も笑顔で返す。



