──それは、喧嘩慣れしたやつの動き。
いつからそんなの覚えてたんだよ?
最近ではないはずだ。
もし最近だったらどんだけ喧嘩向いてたんだって話だ。
それに日向は、運動神経はあんまり良くなかった気がする。
そんなのもう、忘れちまったけど。
でもなんで、いつから、喧嘩ができるのか知りたくて俺は日向を見たんだけど、目線を合わせてはくれなかった。
この二つが、俺にとっての疑問だった。
だけどその答えがでた。
目の前で。
白龍として、俺らを潰すために、陥れるために、日向は俺らに近づいた。
そんで俺らが滑稽にも騙された。
──そういうことだろ?



