ふんふん、鼻息荒く詰め寄る私の顔をぶにゅっと押して、冷たい目線を送ってきた。 し、辛辣。 「はやく教室まで運んで。それも呼び捨てするだけでマブダチってなに。あと、あんた面倒くさそうなことに関わってるからヤダ。私、目立たないように過ごしたい」 それって、青嵐とか、いじめられてることとか、だよね。