──だってこれ、全部またあんたの自作自演だよね?
なんでまだ、私を落とし入れたがるの?
それが、わかんないよ。
そんなに嫌われること、したっけ…?
そこまで考えてから、ハッとして弱気になりそうな心を、慌てて強く保ち直した。
「これ、誰がやった?…答えろよ!!!」
その様子をみた夕が、怒鳴り散らした。
あんた、いつもは余裕ぶっこいて感情表現激しくないのにね。
やっぱり、好きな人がやられるとこうも対応が違うのか。
再び、ビクリと肩が跳ねたクラスメイトをみながらそんなことを考える。
恐怖に耐えきれないとでも言うように、
「あ、あの子が…!!」
震える声で、1人の女子がそういって私を指差した。
あぁ、きたか。
私の方を、すごい形相でみた夕と中哉は、そのあと呆れたような顔になった。
でも、瞳には怒りがこもってる。
「また、お前かよ」



