真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】



──だってこれ、全部またあんたの自作自演だよね?



なんでまだ、私を落とし入れたがるの?

それが、わかんないよ。




そんなに嫌われること、したっけ…?




そこまで考えてから、ハッとして弱気になりそうな心を、慌てて強く保ち直した。





「これ、誰がやった?…答えろよ!!!」



その様子をみた夕が、怒鳴り散らした。


あんた、いつもは余裕ぶっこいて感情表現激しくないのにね。


やっぱり、好きな人がやられるとこうも対応が違うのか。



再び、ビクリと肩が跳ねたクラスメイトをみながらそんなことを考える。



恐怖に耐えきれないとでも言うように、


「あ、あの子が…!!」


震える声で、1人の女子がそういって私を指差した。




あぁ、きたか。


私の方を、すごい形相でみた夕と中哉は、そのあと呆れたような顔になった。



でも、瞳には怒りがこもってる。




「また、お前かよ」