真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】


今日は、白龍の奴らもくるし。


大丈夫だ、私はまだ頑張れる。




彼らに文化祭を楽しんでもらいたい。

──私が青嵐に責められる代償がそれなら、なんだお安い御用じゃないか。



逃げ腰になっていた自分の背筋を、しゃんと伸ばす。


下がっていた眉を無理やりあげて、噛んでいた唇を元に戻した。


よし、大丈夫。





そう思った時に、ちょうど中哉と夕と篠原柚姫が教室に入ってきた。


教室の空気がピンと張り詰める。




「やったー!今日文化祭だね!」


「お前ほんと楽しみにしてたもんなー」


「よかったな、楽しめよ。



……なんだ、それ」




ペラペラと喋っていた3人は、ようやく教室の雰囲気に気づいたのか。



中哉は、ボロボロになったメイド服を持っている子に近づいた。



「どーゆーことだよ、コレ」