今日は、白龍の奴らもくるし。
大丈夫だ、私はまだ頑張れる。
彼らに文化祭を楽しんでもらいたい。
──私が青嵐に責められる代償がそれなら、なんだお安い御用じゃないか。
逃げ腰になっていた自分の背筋を、しゃんと伸ばす。
下がっていた眉を無理やりあげて、噛んでいた唇を元に戻した。
よし、大丈夫。
そう思った時に、ちょうど中哉と夕と篠原柚姫が教室に入ってきた。
教室の空気がピンと張り詰める。
「やったー!今日文化祭だね!」
「お前ほんと楽しみにしてたもんなー」
「よかったな、楽しめよ。
……なんだ、それ」
ペラペラと喋っていた3人は、ようやく教室の雰囲気に気づいたのか。
中哉は、ボロボロになったメイド服を持っている子に近づいた。
「どーゆーことだよ、コレ」



