話が完結したのか、幕がしまっていく。 果たしてこの劇は楽しかったのかな。 そんなことを思いながら、私は立ち上がって実行委員の仕事に急いで戻った。 背中にヒシヒシと中哉の目線を感じながら。 ──いったい、なんの用なんだろう。 でも、それっきり。 中哉からの目線がおくられてくることも、話しかけてくることもなく。 文化祭1日目は無事終了した。