須佐っち、悪意しかなくないそれ?


それを天然でやってんだからほんとにどうしようもない…。


「セリフは!?」


そう聞くと、台本を見せられた。


えーと、なになに?


私の下っ端たちが倒されたところで、テンパりながら姫の首元にナイフを当てて?

『こいつがどうなってもいいの?』


ほうほう。



それで私は瞬殺される…と。



「なにこの役サイテー!かっこわるい!」


大きい声でそう言うと、今までステージの発表をみてた人たちが少し振り返った。



ご、ごめんなさーい…。