ガヤガヤと先生を押しのけて入ってきた彼らに、私はただ驚くことしかできない。
「な、なにしに来ちゃってんの茜!!」
手伝いにきたって、え!?え!?
でもそんな私の質問はスルーして、「あ?なんだこいつ」先生に向かってこいつ呼ばわり。
そこで、ハッと我に返った私は良い作戦を思いついてしまいニヤニヤと笑顔になった。
「茜!そいつ追い出して!」
「はぁ?なんでだよ」
「そいつ、私のこと襲おうとしてきたの!!きゃーっ助けてヘンターイ!だから、ほらはやく追い出して!教室の鍵かけて!」
私の素晴らしく棒読みな演技に、茜は「はぁ?」と言う顔をした。
けど、茜以外の白龍の不良たちは真に受けて素早く動きはじめた。
「なっ!?日向を、襲、おそそ!?てめぇふざけんな!」
「そうだぞ!なにひーちゃんに手ェ出そうとしてんだ!」



