真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】








それからなにもかもが順調で。

衣装もだんだん完成して。



いい感じだった3日目。



なのにまた、問題が起きた。




「ちょっと、花崎さんちゃんと仕事してくれな〜い?」



「そうそう、突っ立ってるだけでさ。それでも文化祭実行委員なの?」




今は6時間目。



教室の飾り付け用に、ダンボールに絵をかく作業を、衣装作る人以外でやってるんだけど。



「はぁぁ〜!?人がやろうとすると、さっきっから仕事奪ってくるのはあんた達じゃん!」



「うわ、言いがかりつけてるし!ひど!」


「うーわ、最低な女だなこいつマジで!」


「ギャハハハハ!だって売春してるらしいぜ?」


「あー、どうりでいじめても次から次へと物が買えるわけだ」


「言えてるぅ〜」




「…っ、」



嫌な笑いでいっぱいになる教室に、私は歯を食いしばることしかできない。



物理的な物よりも、私は言葉で言われるのが苦手だ。



どこからそんな噂が広がってるんだろう。


…いや、分かりきったことか。



「つーか、ほんとだるい!!こんなやつと同じ空気にいたくないし〜!あ、あとの準備はこいつに任せてみんなでカラオケいかない?」



「あ、それいいかも!」



え、は!?


「明日には、だいたい完成してなきゃいけないんだって!まだ半分も終わってないよ?」



「だからそれをやれっていってんの!!」