特にすることもなかったから、無心でタピオカを噛んで飲んでを繰り返していると須佐くんが集合場所にきた。
「ごめん、遅くなった?」
「全然平気だよ!」
「そ?ならよかった」
じゃあ、学校戻るか。
そういった須佐くんの手には、私と同じくらいの膨らみの袋が二つ。
インスタントのコーヒー豆が、何種類も入っているのからすると、みんなで試そうと思ったのかな。
あと、デニッシュも何種類か入ってる。
学校までの道のりを歩きながら、私は須佐くんに問いかける。
「須佐くん、食べ物大変じゃなかった?」
「いや、全然。花崎の方は?」
私も全然、そう答えてまた私たちは無言に戻る。



