はぁ…、とため息をつくと茜がこっちに歩いてきて私の頭に顎を乗せてガクンガクンし始めた。
いや、ちょ、痛いんですけど!
てゆーか、最近知ったことなんだけど茜はいきなり女子に近づかれたり触られたりするのは顔真っ赤にするのに、自分からは平気らしい。
ケタケタ笑いながら、上から私の顔をみてくる。
「おめー、今日俺がいなくて寂しかったろ?」
「はぁ?別に平気ですぅ」
いや、ホントはちょっと寂しかったけどさ。
南いたし!
「嘘つけ」
そういってニヤリと笑った茜を、どんな自信家だ、と心の中で毒ずく。
「茜は、文化祭こないの?」
「あー気が向いたら教室に出向いて、お前が準備してるの手伝ってやるよ」
「茜来る気ないでしょ。でもそれホントだったら、茜教室に初登場だね!」
「でも俺、もーすぐ初登場するし」
当たり前だろ?みたいな顔していった茜に、私は首を傾げる。
「テスト、文化祭おわったらあるだろーが」
「あぁ!茜もさすがにテストはうけるんだ!」
…てか、テストできるの?と疑って聞くと後ろから朝陽さんの声が聞こえてきた。
「俺らの学校ももうすぐテストだな、美影。日向ちゃんそいつまぁまぁ勉強できるからな心配いらねぇぞ」
「ええ!?茜が!?」
驚くと、上から舌打ちが聞こえた。
「馬鹿にしてんのかおめーは」
「うーん、ちょっと?」
悩んでからそう答えると、また頭の上で顎をガクガクやられた。
だから痛いって!!



