「「柚姫!」」 篠原柚姫に、騙されてるよ…。 「な、んで、その子がいるの…?」 すごい演技だと思う。 ガタガタ体を震わせて、目を潤ませている。 慌てたように、茂、夕、歩、海くんは篠原柚姫に駆け寄った。 他の場所へ行こうと声をかけて、篠原柚姫と、4人の幹部が何処かに立ち去る。 でも、目の前から中哉が動かない。 なんで…? 俯いてた顔をあげる。 パチ、中哉と目があった。 冷たく軽蔑するような目から視線を外せない。 「なぁ、もう柚姫に関わるの止めろよ」