ああだめだ、イライラしてしまう。
投げかけられる言葉は、私のイライラに拍車をかけた。
「てか、あの朝一緒にいた男の子。あの子のこと、体でたぶらかしたんでしょ?」
「っぷ、キャハハハ!ありえる〜!一人じゃ寂しいから学校でも一緒にいて?とか言っちゃってそ〜」
「てか、それに乗るあの男子も単純すぎ!てかバカ?」
うる、さい。
わけわかんない妄想を繰り広げて、爆笑して。
そこまでは、我慢できたけど。
流石に、南を。
仲間を馬鹿にされて黙ってられるようなタチじゃない。
知らないくせに。
私のことも、南のことも、篠原柚姫の本性も、青嵐のことも、なに一つ。
「…南を、馬鹿にしないで」
私の口からでた低い声に、「は?」笑いながら返してくる。
私を馬鹿にするのは別に構わないけど。
でも、白龍の人達を馬鹿にされるのは我慢ならない。
「何も知らないですよね?何か見てたの?南のことも、私が篠原柚姫を虐めたって話も、全部噂と想像でしかないじゃないですか!
それに、もし私が篠原柚姫を虐めてたとしても同じことしてた先輩達に責められる筋合いはない!
何より、これは私と青嵐の問題で先輩には関係ないっ!何も知らないじゃないですか!本当のこと、何も…っ!」



