真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】





──だがしかし、まだ私は学校から出ることができなかった。


理由は、女の先輩3人に引き止められたことにより。




やだもう、なんだ今日。厄日かっ!




それもこれも全部、夕の行動のせいだ。


はぁ、とため息をついて先輩たちの後ろを歩く。


腕を掴まれて、逃げるにも逃げられない。


「おら!入れよ!」


突然腕に力が加わって、私は横にあった資料室に入らされた。



「はー、やっとあんたに手出しできるわ」


「ホントホント。つか、なにおめぇ睨んでんの?生意気すぎ!青嵐の姫になったときから生意気だとは思ってたけどよ」



そりゃ、睨むでしょ。

てゆーか口調が恐ろしい変貌をとげてますけど。


「まじでこいつムカつく!」


「一回ボコろうよ。てか、青嵐を裏切るなんてよくできたね、あんた」


その言葉に、私はギリッ…と歯を食いしばった。


また、それか。



「で、姫もいじめてたんでしょ?」


「性格悪すぎ!!ヤバイでしょ!」



キャハハハハ!甲高い声で笑う三人の女。