──だがしかし、まだ私は学校から出ることができなかった。
理由は、女の先輩3人に引き止められたことにより。
やだもう、なんだ今日。厄日かっ!
それもこれも全部、夕の行動のせいだ。
はぁ、とため息をついて先輩たちの後ろを歩く。
腕を掴まれて、逃げるにも逃げられない。
「おら!入れよ!」
突然腕に力が加わって、私は横にあった資料室に入らされた。
「はー、やっとあんたに手出しできるわ」
「ホントホント。つか、なにおめぇ睨んでんの?生意気すぎ!青嵐の姫になったときから生意気だとは思ってたけどよ」
そりゃ、睨むでしょ。
てゆーか口調が恐ろしい変貌をとげてますけど。
「まじでこいつムカつく!」
「一回ボコろうよ。てか、青嵐を裏切るなんてよくできたね、あんた」
その言葉に、私はギリッ…と歯を食いしばった。
また、それか。
「で、姫もいじめてたんでしょ?」
「性格悪すぎ!!ヤバイでしょ!」
キャハハハハ!甲高い声で笑う三人の女。



