真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】



はぁーっと落胆しながら、放課後使う用紙をもらって自分の席についた。


みんなが自習している中、私はそのプリントに候補と、候補理由を適当に考えて書いていく。


よし、書きおわった!と、完成したところでちょうどよくチャイムが鳴った。








「はぁ!?文化祭実行委員?」


隣のクラスから宣言通りまた来てくれた南に、事情を話すとめちゃくちゃびっくりされた。



「こいつらも…、よくやるなー」


呆れたと言うかなんと言うか。


そんな表情をしている南をみて、私も余計落ち込んだ。


「でね、これから文化祭までの3週間放課後残らなきゃいけないから。南は先に倉庫いってて」



「え?別にいいけど、そしたらお前どうやって倉庫くんだ?それも今日は俺だからいいけど、茜さんの時はどうすんだ?」



あ、そういえばそうだ。


これじゃあ当分は、茜と一緒にサボるのも無理だな。


「茜にはこっちで伝えとく。今日は、おわってから家の近くのスーパーまで茜に迎えに来てもらえるか頼んでみるよ」


「了解、まじどんまい」



笑いながらそういった南は心底面白がってるみたいだ。


ちょっとムッとする。


「てか俺次の時間自習なんだけど、お前は」


「私も。寝よーかな」




「一緒にサボらね?」



「大賛成」


ニヤリという笑みを送ってきた南に、私もムッとしていた顔を戻しニヤリと笑みを送って席をたった。