真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】


頭で考えながら、黒板の方に体を向け文字を綴っていく。


その手がかすかに震える。


思い出して震えるなんて。

…わたしは白龍なのに。



こんなんじゃ、ダメだ。



でた案を全部書き終えて、私は腕を下ろした。


にしてもこの、黒板に書いていくのはヒビが入ったところに響く。

書く時の衝撃がちょっと痛い。

「じゃあこの中から多数決していくんで、やりたいやつ手ぇ上げてって」



こんなに早くまとまっていくなんて、上手だなぁ。

須佐くんに感心しつつも、私は数を数え、黒板にカツカツ正の字をかいていく。



書くたびに、ズキリと傷が痛む。


あー、もう。


ちょっとイライラしながらも書き終わり。


腕を下ろし、黒板を見ると人気な出し物が綺麗に分かれていた。


「おー、決まったな。第一候補はお化け屋敷。第二はメイドカフェ。第三はコーヒーカフェ。これでみんな文句ないか?」


そう聞いた須佐くんに、みんなの返事が帰ってきて、まさかの20分でおわってしまった。