頭で考えながら、黒板の方に体を向け文字を綴っていく。
その手がかすかに震える。
思い出して震えるなんて。
…わたしは白龍なのに。
こんなんじゃ、ダメだ。
でた案を全部書き終えて、私は腕を下ろした。
にしてもこの、黒板に書いていくのはヒビが入ったところに響く。
書く時の衝撃がちょっと痛い。
「じゃあこの中から多数決していくんで、やりたいやつ手ぇ上げてって」
こんなに早くまとまっていくなんて、上手だなぁ。
須佐くんに感心しつつも、私は数を数え、黒板にカツカツ正の字をかいていく。
書くたびに、ズキリと傷が痛む。
あー、もう。
ちょっとイライラしながらも書き終わり。
腕を下ろし、黒板を見ると人気な出し物が綺麗に分かれていた。
「おー、決まったな。第一候補はお化け屋敷。第二はメイドカフェ。第三はコーヒーカフェ。これでみんな文句ないか?」
そう聞いた須佐くんに、みんなの返事が帰ってきて、まさかの20分でおわってしまった。



