「じゃあ実行委員から決めるぞ。推薦、立候補どっちでもありだ」
ちょ、バカたれ!!
推薦という単語を出した担任に心の中で悪態をつく。
推薦なんていったら、このクラスの人たち──
「花崎さんがいいとおもいまーす」
「うちも〜」
──こういう古典的なイヤがらせしてくるから!!
ってやっぱりか!
いやいや、これは本当にイヤだし無理だ。
白龍のみんなと一緒にいる時間減っちゃうよ!
「じゃあ、女子花崎決定なー」
「え、はぁ!?」
担任の緩さに驚きの色を隠せない。
「男子はー」
え?本当に決定なの?
て言うか、私とやりたがる人がいるわけない。これ確実にシーンって───
「はい、俺やります」
そういって廊下側の後ろの席で、男子が誰か立候補した。
…へ?
「ほい、決まり。2人前でてこーい」
いま、あの子自分で立候補したよね?な、なんで…!?
ぐるぐる考えながら、仕方なく黒板の前に立つ。
決定事項なのねこれ。
私の後から前に出てきた男子は、教室以外の何処かの場所で見たことがある。
あ、青嵐の人かな。
だから見たことあるのか、一人で納得していると横から「じゃあ、花崎と須佐(スサ)2人でこっから進めてけ。今日絶対決めるのは、クラス何するか三つ候補絞ることだ」じゃ、よろしくという無責任な声が聞こえてきた。
先生丸投げすぎる。ひどすぎる。



