真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】


「じゃあ実行委員から決めるぞ。推薦、立候補どっちでもありだ」



ちょ、バカたれ!!


推薦という単語を出した担任に心の中で悪態をつく。



推薦なんていったら、このクラスの人たち──


「花崎さんがいいとおもいまーす」


「うちも〜」



──こういう古典的なイヤがらせしてくるから!!


ってやっぱりか!



いやいや、これは本当にイヤだし無理だ。


白龍のみんなと一緒にいる時間減っちゃうよ!



「じゃあ、女子花崎決定なー」


「え、はぁ!?」



担任の緩さに驚きの色を隠せない。



「男子はー」



え?本当に決定なの?


て言うか、私とやりたがる人がいるわけない。これ確実にシーンって───




「はい、俺やります」



そういって廊下側の後ろの席で、男子が誰か立候補した。




…へ?



「ほい、決まり。2人前でてこーい」



いま、あの子自分で立候補したよね?な、なんで…!?



ぐるぐる考えながら、仕方なく黒板の前に立つ。


決定事項なのねこれ。


私の後から前に出てきた男子は、教室以外の何処かの場所で見たことがある。



あ、青嵐の人かな。


だから見たことあるのか、一人で納得していると横から「じゃあ、花崎と須佐(スサ)2人でこっから進めてけ。今日絶対決めるのは、クラス何するか三つ候補絞ることだ」じゃ、よろしくという無責任な声が聞こえてきた。



先生丸投げすぎる。ひどすぎる。