真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】



ただ、なんでか椅子は置いてある。



クラスはヒソヒソとした話し声と、クスクスという笑い声で包まれていて。



でも私はそんなの気にせず、よいこらしょと隣の席の机を頂いた。



別に隣の人に迷惑はかけてない。



だって私の隣の席は──1回も教室に来てないから、忘れてる人もいるかもしれないけど──茜だ。





そうすれば、こんな荒技にでると思ってなかったのかクラスメイトが動揺したような顔になっていて、おかげで私も動揺した。


そんな動揺しなくっても、ふ、普通に考えればわかるよね!?

流石にわたし高校2年生だからこんなのじゃ傷つかないよね!?



水かけられるとか、殴られるとか、真実でもない言葉を投げかけられるのはちょっと堪えるけどこれくらいは屁でもないよ!?



こっちが動揺しちゃったよ!!



頭弱い方々が多いの、かな?


ちょっと気の毒に思いながら、私は席についた。





そして、次の授業は──




「はーい、じゃあ残り2時間は文化祭のことについて決めるぞー」




…まじですか!