真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】




そうだったんだ。

もうほぼ認められてないかい?それ。



いやいや、じゃなくて!


「今はそんなこといいから、南!!私のことおぶって旧美術室までいって!」


「は、はぁ!?」


「だって歩けない!」


「もう自分で歩けるだろ!」


「…走れない!」


「いや、うん、まぁそりゃそーだな」


「ハイじゃあ、今すぐ連れてって!」


そういっておんぶされる体制になると、しぶしぶ南も私に背中を向けてきた。



「のっりまーす!」


よいしょ、そう言いながらおんぶされると「お前、意外に軽いな」と言われた。


あらやだ、どうもありがとうウフッ。

でも意外ってなんだ。


「よし、じゃあ走って南!」


「うーい…。おい暁お前ちゃんとついてこいよ」


「わーってるって」



いくぞ、私と暁に目で合図を送った南は廊下を走りだした。


南は足がめちゃめちゃ早くって、このまま行けばすぐ着くと思ったのに。



なのに。