真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】


って、そんなこと思い返してる場合じゃない。




「私のこと、すごく強くして。わたしも白龍だって、胸を張って言えるくらいに」


「それはお前次第だ」


そういった美影に、私は深く深く頷いた。


もちろん、どんなことでも受けて立つ。




だからすぐに。強くなりたい。



「お前の意気込みはよくわかったけど、今日は一旦帰れ。朝から色々ありすぎて疲れただろ」



「…なんか茜が久々に優しくてコワイ」



「てめっ、いちいち失礼なんだよ」



「あ!でも喧嘩は、「明日からまたやってやるから、今日は帰れって」…えー」





「こいつなりの心配だから」


「うるっせぇ!」


無表情で茜を指差す美影と、それに反抗する茜。


心配、してくれてるんだ。