って、そんなこと思い返してる場合じゃない。
「私のこと、すごく強くして。わたしも白龍だって、胸を張って言えるくらいに」
「それはお前次第だ」
そういった美影に、私は深く深く頷いた。
もちろん、どんなことでも受けて立つ。
だからすぐに。強くなりたい。
「お前の意気込みはよくわかったけど、今日は一旦帰れ。朝から色々ありすぎて疲れただろ」
「…なんか茜が久々に優しくてコワイ」
「てめっ、いちいち失礼なんだよ」
「あ!でも喧嘩は、「明日からまたやってやるから、今日は帰れって」…えー」
「こいつなりの心配だから」
「うるっせぇ!」
無表情で茜を指差す美影と、それに反抗する茜。
心配、してくれてるんだ。



