「とりあえず、説明し残したこと話しとく」
ソファーに座ってた美影が、顎で正面のソファーを差しながらそう言った。
あぁ、座れってこと?
なんとなく理解した私は、美影が座ってるソファーの正面のソファーに腰掛けた。
ぼふん、横に茜が座った衝撃がこっちまで伝わってきた。
このソファー、ふかふか。
「…話すぞ。白龍はだいたい100人。この倉庫には総会とかそういうのがない限り出入りは好きなようにしてある」
「けっこういっぱいいるね…」
「あと、傘下に新月、蜃気楼、隣町のTUSKがいるから全勢力使えばざっと300人はいくな」
そ、そんなに。
白龍って、そんなにすごいんだ。
「お前、今びびっただろ?白龍ってけっこう全国でも名が通ってるんだぜ?」
ニヤリと笑った茜に、私は素直に頷いた。
てことは、白龍と敵対してる青嵐もけっこうすごいんだ、知らなかったなぁ。
…なんにも。



