真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】



てゆーか、怖すぎ!


ゴツい体と顔。おまけに眉間にシワ。



危険をすぐさま察知した私は、ダッシュでスキンヘッドさんの正面にいき「わざとじゃないんです!ごめんなさい不可抗力だったんですう!」と、ペコペコお辞儀しまくった。



賑やかになった周りから切り取られたみたいに、私たちのところだけ重苦しい雰囲気に感じられる。



ごくり、生唾を飲み込んだ。




「…ふざけんじゃねぇぞ」



ぴゃぁぁ!やっぱり怒ってらっしゃる!



「すみ、すみませっ」


「ふざけんじゃねぇぞ俺!」





…はい?




「くっそ、下っ端の中のまとめ役を任されてる俺がこんなキューティーな女の子に一発KOだと!?…まじで俺ふざけんな!たるんでんじゃねぇよ!」




…なんですって?


キューティーな女の子?



アイアムキューティーガール?



ま、まじで!

この人もめちゃめちゃいい人だ!



「あの、本当にすみません!痛くないですか!?」



この人、安全な人だ。そう判断した私は、さっきより近づいて私の頭がめり込んだ腹筋のあたりに、手を添えてそういった。