てゆーか、怖すぎ!
ゴツい体と顔。おまけに眉間にシワ。
危険をすぐさま察知した私は、ダッシュでスキンヘッドさんの正面にいき「わざとじゃないんです!ごめんなさい不可抗力だったんですう!」と、ペコペコお辞儀しまくった。
賑やかになった周りから切り取られたみたいに、私たちのところだけ重苦しい雰囲気に感じられる。
ごくり、生唾を飲み込んだ。
「…ふざけんじゃねぇぞ」
ぴゃぁぁ!やっぱり怒ってらっしゃる!
「すみ、すみませっ」
「ふざけんじゃねぇぞ俺!」
…はい?
「くっそ、下っ端の中のまとめ役を任されてる俺がこんなキューティーな女の子に一発KOだと!?…まじで俺ふざけんな!たるんでんじゃねぇよ!」
…なんですって?
キューティーな女の子?
アイアムキューティーガール?
ま、まじで!
この人もめちゃめちゃいい人だ!
「あの、本当にすみません!痛くないですか!?」
この人、安全な人だ。そう判断した私は、さっきより近づいて私の頭がめり込んだ腹筋のあたりに、手を添えてそういった。



