「えええええ!?」
静まった倉庫に私の声が響き渡った。
「コレ、ワタシヤッタ!?」
こくり、目の前の不良軍団が首を縦に動かした。
え、え、
「ゼンブ、ワタシノシワザ!?」
そしてまたこくり、頷いた。
え、え、え、ええええ!?
「ひえええ!まことにまことにまことに申し訳ないですスキンヘッドさまぁぁぁ!!あとモヤシさん!」
ズダダダと駆け寄って、土下座する勢いで謝りまくる。
そんな私に、後ろから茜の声が聞こえてきた。
「けなしてんのか謝ってんのか、どっちだよ…」
……あ。
スキンヘッドさまはまだしも、モヤシさんって!!
やばい!それもモヤシさんって意識ある方!
「ごめ、ごめごめごめんなさい!」
やばい。最高に噛んだ。
だってモヤシさん、まだ片膝ついたままだしもしかしたら怒ってるかもしれない!
「あの、お名前を伺っても…」
そう声をかけると、すっとモヤシさんは立ち上がった。
やっぱりひょろひょろ。
だけどそんなボディーに合わず、フェイスは厳つかった。
ひぃっ!
「林田だ、よろしくな。あー…意識飛ぶかと思った…」
厳つい怖い、そう思って身構えてた私とは対照的に厳つい顔を少し柔らかくしてそう名前を言ってくれた。
怒ってなかった…!いい人だ!
「本当に、ごめんなさい!バランス取るためとはいえ、モヤシダさんの首に手刀を入れてしまって!!」
「…うん、林田な」
な、なんと!



