真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】



「何戻ろうとしてんだお前」



皆が5人に次々に話しかけて煩かったはずの倉庫が、シーンと静まり帰り茜の声だけが響いた。



…え。



私の首根っこ掴んだ茜も、その他の皆も、まるで私を化け物を見るかのように見てくる。



まさ、まさか、私のカエルのような声そんなに大きかった?




…私の第一印象、最悪じゃない?



「ぶはっ!お前なんだ今の声」


「日向なんて声出してんだよ!?」


「な、なんてゆーか個性的な声だったな!」


「…日向怖ェ」


「お前まさか異次元からやって来たのかよ!?今すぐ案内しろ!」




…おうおうおう、いってくれるじゃないか。


あんたたち、2人を除けば今日初対面だよ!?


なんなの失礼極まりないんですけど!


茜の笑い声についてはもう慣れたし突っ込まないけど。


その他四人。

とくにミッキー以外の三人。


朝陽さんはフォローするつもりが私の傷えぐってるし。



ありえないくらい遠ざかった美影は怖いとか呟いてる。


それも最後の中二病!!

案内できるんなら今すぐ案内して、二度とこっちに戻れないようにしてるわ!



…それと、


「今の、あの可愛い子が…?」


「あんな日本人形みたいなのに…」


「カエル…?」


「アマガエル…?」


「ヒキガエル…??」




ヒソヒソ囁きあってるそこの人たち!(可愛いって言ってくれた子以外)


丸聞こえだよ、もはや聞こえるように言ってるの?