「何戻ろうとしてんだお前」
皆が5人に次々に話しかけて煩かったはずの倉庫が、シーンと静まり帰り茜の声だけが響いた。
…え。
私の首根っこ掴んだ茜も、その他の皆も、まるで私を化け物を見るかのように見てくる。
まさ、まさか、私のカエルのような声そんなに大きかった?
…私の第一印象、最悪じゃない?
「ぶはっ!お前なんだ今の声」
「日向なんて声出してんだよ!?」
「な、なんてゆーか個性的な声だったな!」
「…日向怖ェ」
「お前まさか異次元からやって来たのかよ!?今すぐ案内しろ!」
…おうおうおう、いってくれるじゃないか。
あんたたち、2人を除けば今日初対面だよ!?
なんなの失礼極まりないんですけど!
茜の笑い声についてはもう慣れたし突っ込まないけど。
その他四人。
とくにミッキー以外の三人。
朝陽さんはフォローするつもりが私の傷えぐってるし。
ありえないくらい遠ざかった美影は怖いとか呟いてる。
それも最後の中二病!!
案内できるんなら今すぐ案内して、二度とこっちに戻れないようにしてるわ!
…それと、
「今の、あの可愛い子が…?」
「あんな日本人形みたいなのに…」
「カエル…?」
「アマガエル…?」
「ヒキガエル…??」
ヒソヒソ囁きあってるそこの人たち!(可愛いって言ってくれた子以外)
丸聞こえだよ、もはや聞こえるように言ってるの?



