☆応接室☆


教頭先生が待ってた。

「昨日、あなたたちカラオケでお金払わないで出ていったそうね。学園の恥よ。」


「先生!!」
美奈子が声を発した。


「違います。私たちはカラオケに行って、そのあと大崎さん以外は用事がありました。」

あ…
なるほど。


「で、私たちがもう帰るって言ったら、大崎さんはまだ残るって言ったんです。」

「そうそう。一人でもうちょっと歌うからって。」

夏海も加勢する。