「…遅れてすみません。」


「ちょっと、大崎さん!?今まで何してたの?保健室?」


「違います………」


「じゃあ、何してたの!?」



「………」

「センセー、大崎さん、お腹痛くてトイレ行ってたらしいっすよー。」

美奈子が口を挟む。


「そーそー。ずっとトイレにいたもん。」

魅唖も同情。


「え、そうなの?大崎さん。」


「………」

「あー、もういいわ。席にすわりなさい」


「はい………」


私たちは必死に笑いを堪えてた。