「げーっ、また学校来たのかよ、大崎ー。」


「瑠璃ちゃーん、もう学校来なくていいっていったじゃーん」


「…………」


グイッ


「!?きゃあっ!!」


私の友達、美奈子が瑠璃の髪の毛を掴んだ。


「この髪の毛、超目障り。切ってあげようか??」


「ぃやっ…、やめて!」



「由香里ー!ハサミ持ってきてぇ!」


私は由香里。


いじめられてるのは、私の元親友、大崎瑠璃。


「由香里っ!早く!」


「…うん。」


私はハサミを美奈子に渡した。



「いやああぁっ!やめてぇ!」


「うっせえんだよ」


美奈子は瑠璃の口にそこらへんに落ちているティッシュを入れた。