「いっっったいわね!!!」



勢いよく顔を上げると、そこにはまあ、うん、イケメンがいて。


ドキッ



とか!!!!

この響子様が不覚にもときめいてしまったほどには、イケメン。





そして、そのイケメンは驚いたように私を見下ろしてから、


「ああ、ごめんね。

小さくて、気づかなかったよ。」



と、笑顔でこの私に毒を吐いたのだった。