「はい。今から明日のテストに向けて
一応、勉強するぞー!」

先生のその言葉に絶望する私。

それを見て笑う、隼人。


プリントが配られた瞬間…

え。わかんない。ヤバイです。

焦りが隠しきれない私。

その授業が終わり。

今日は明日がテストのため、もう終わり
もう帰宅します。部活もなし。


「楓〜♡」

「綾菜どしたぁ?」

「前まで一緒に帰ろう?みたいな話してたじゃん?
私、祐也と帰ってもいいかな?」

祐也とは綾菜の大好きな彼氏。

「もちろん大丈夫よ。楽しんでね」

「ありがとぉ♡楓また明日ね!」

仲良く手を繋いで帰る綾菜。

私もそんなことができる日が来るのかな…


「楓さぁ、誰と帰んの?」

となりから聞いてくる隼人。

「んー、特にいないね。笑」

「じゃあ、登下校、俺で決定〜✩
よし、帰ろう!」

「あ、うん!」

はい。幸せ満開です。♡笑