おじいちゃん、ありがとう。ー初めて気づけたものー

暗い静かな病院に一人って、どんな感じなのだろう?

典姉さんが言っていた。


おじいちゃんはもう私たちみたいにカロリーが高いものは食べられないと。


お粥みたいなやつしか食べられないって。


病室にも、テレビしかないって。


「ぅう…うぁっ」


点滴と注射をして。


体重もどんどん減っていって。


おじいちゃんは今も自分はいつ死ぬんだろうとか考えているんだろうか。


おじいちゃんの頭の中は“死”の文字で埋め尽くされているのだろうか?