家に帰宅。




とうとう、このアプリを開く時がきた。






はぁ、はぁ‥‥







「このアプリは自己責任でおこなってください」




自己責任‥‥かぁ。




「想像している人物をなるべく細かく教えてください。」





んーと、


女性で、見た目はチョーーーー美人!
年は、俺と同い年の高校1年生。
身長は、160cmぐらい。

そして、魔女っ子!!!!



性格は‥‥おしとやか!




これぐらいだろう。



決定っと。




「ただ今から、召喚を行います。注意事項です。召喚している間は呼吸を止めて下さい。くりかえします‥」




なんで呼吸したらだめなんだ?


まあいい。



「召喚時間は約30秒です。では、行います。」






えっ、早!!





あっ、息止めないと!





「30,29,28......」




すごい



光る玉がだんだん人の形になってきた。





ガチャリ



「ご飯できたわよ‥‥‥ってあんた、なにしてんの?」




「か、かあちゃん!マジで来るなって!!出てって!」



ガチャン!



み、見つかる所だったー





あっ!!!!!!!






息‥‥‥






ヤバイ!



「召喚が完了しました。アプリを終了します。」





あぁ‥


どうなるんだろう






本当に召喚できてる。



あれ?見た目は美人だし、魔女っ子だし。



呼吸をしてても良かったのか?





「あんた誰!!!!」




ビューーーン






はい?


爆風が俺を吹き飛ばした様な‥

あ、そっか!魔女っ子だから‥‥

って、えーーーーーーー!!




「だっ、誰よ!!」




「‥‥‥‥はい?」




「だから、あんた誰!!!!」



「お、俺は俺だけど?」



「はぁ?」


この娘、気強いなー


あ!!


「分かった!」



「なにがよ?」



「おしとやかじゃない!!!」



「はぁ?う、うるさーーーーーーーい!」



ビューーーン







これが、俺達の出会いだった。





まさか、あんなことに巻き込まれるとは‥‥‥‥