泣虫女 と 毒舌男


やっと離れたと思い、水上の頬にビンタを食らわせようとした。



「叩かれる理由はないと思うよ?



おまえの秘密って言うのは、本当はこうやって俺と遊んでるって事。




見た感じだと男遊びなんて縁の無いような感じだしてるけど、本当はやってるって事。



これ、言いふらしたら面白いと思うけどな」




水上はそんなこと言うと、空き教室から出て行った。




何で?いちいちキスなんかして言うの?




それに拒む手が止まっていた。




もう受け入れられるって事?




嫌だよ。




私は動けないで居た.




それに何?



私、男遊びしてるの?




でも、彼氏なんて居ないよ?