泣虫女 と 毒舌男


如月は渋々了承して、俺たちの近くに座った。



とは言っても、近くに座ってきたのはアイツの友達で、アイツは漣の近くに座った.




やっぱり昨日のこと気にしてんだな…




俺はさすがに反省している。







「へぇ~.じゃあ漣君の髪の毛って地毛が茶色なんだ~.




ということはここを入学する前の説明会の時に、 

 自分のこの髪の色は自毛です。


って言ったんだ~」




昼飯を食べ始めて数分後。




俺と漣は菓子パンだったから直ぐに食べ終わることができたが…




如月たちはちゃんとした弁当なため、まだ食べている。




そして如月はご機嫌に漣と話している.





「ちょ、ちょっとやめてよ、蜜奈~.




そんな面白いこと言わないでよ~」