泣虫女 と 毒舌男


「え?」



俺が突然漣の意見に乗ったから、本人はビックリした.




要するに如月と食べられることになるんだ。




さすがに昨日のことは、挽回しねぇとな。




…とは思うが、なかなかあいつらは来ない。




アイツが嫌がってんじゃねぇのか?





「お待たせ~」



明るい声が俺の耳に入る。




俺は声がした方を見る。




そこには三広とアイツがいる。




アイツは漣のことを見ているため、まだ俺の存在には気づいてないみたいだ。




「ゴメンね、遅くなって」




「本当だよ、おせぇんだよ。




この俺をいつまで待たせる気か?」